ご挨拶
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トリマーとして働くようになり気がつけば長くなりました。その経験が長くなればなる分、たくさんの出会いや分かれに恵まれてきました。
私の拙い経験の中で「犬の一生はなんて短いんだろう」という事を実感せざるをえませんでした。
パピーの初めてのトリミングから、寝たきりなっても最後のトリミングまで関わらせて頂くこともあります。
10数年という長いようであっという間の時間。
1日中元気に走り回っていた子が、あっという間に1日の大半をお昼寝しながら過ごす。
やがて耳が聞こえなくり、目が見えなくなる。そして歩く事さえも難しくなる。
愛犬がどんな状況でも、清潔で気持ちよくかわいくいて欲しい。
そう思う事がご家族の愛だとひしひしと感じさせられました。
愛犬のそれぞれのライフステージで必要なトリミング、やり方は絶対に変わってきます。
飼い主様と長くお付き合いをし、たくさんお話を聞かせて頂いだく事でその答えが見えてくるのです。
このような関係を築くことが出来たら、老犬になってからのトリミングもお互いに安心して関ることができます。
10数年という歳月、人にとっては短いようでいても、飼い主様自身のライフスタイルも実は少しずつ変わってきますね。
そんなどんな場面でもご家族と愛犬の生活が明るく豊かなものであるように、お手伝いが出来れば嬉しく思います。
今までのご縁を大切に、そして恩返しできる場所を作れたこと。
感謝の気持ちでいっぱいです。
そしてこれからのたくさんの出会いも楽しみでしかたありません。
トリミング以外のことも相談して頂きやすい空間作り、そして皆様と一緒に考え共に成長していけるトリマーであるよう
これからも心を込めてトリミングをしていきたいと思います。
勝又 夏海